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会長所信

令和7年度
会長
出野 峰洋
 近年私たちはインフラ料金や食材、建設資材また日用品にいたるま様々な物価が高騰し続け、生活が苦しめられています。人件費も上がり、社員さんたちの給与にも還元できるかと思えば他の物価高の影響や一部の業種で時間外労働の上限規制が始まり、生産性が落ち込むことにより事業所は思ったような利益を上げられず、従業員の方やその家族の物心両面の豊かさをつくれない状況となっています。
 しかし、大切な財産である社員さんや協力業者様と共にこの先も仕事を続けていくにはきれいごとばかりでは良い関係性を続けることはできません。そのためにはまずは自らが利益を上げることが前提となり、これからもついて行きたいと思わせるような事業所にならなければいけません。この変化の激しい時代に大きな事業所ではなく、時代の変化に惑わされない強い事業所に成長していくために、今こそ力を合わせる必要があります。
 そこで亀岡商工会議所青年部は会員である事業所の商売繁盛を目指した活動に取り組み、今年度は事業所の悩みや課題、会に求めることなどを明確にする、「気づき」の年としていきます。その念いを基に各委員会に研修・交流両方の事業を組み立てていただき、自らの事業所の発展や成長、直接増収増益につながる事業を開催していただきます。また地域カ活性化特別実行委員会では、子どもたちの職業体験を通じて未来に夢を持てるような取り組みと、高校や大学、専門学校の学生や地域を支えておられるミドル世代の方と事業所が接点をもてるような事業を開催します。自らが学び自らが結果で証明することにより自分たちを育ててくれた地域の発展のために様々な形で買献していくことができると同時に、亀岡商工会議所青年部に入れば経営もうまくいき事業所の発展や地域を支えていけるという同じ志をもった仲間が増え続け、会員の増加にもつながり会自体も強い団体となります。
 とはいえ、上記で利益の追求ばかり書きましたがそれだけを目指しても成長はできません。そこには絶対に目的を達成するという自分たちの「熱い念い」が必す必要となり、それこそが全ての原動力となります。そしてもうーつ、自分たちが協力し合い助け合い苦手や弱みを補い合える関係を創ることで、自分たちを支えてくれている方の物心両面の豊かさをつくることができると信じ、努力してまいります。
 最後になりますが、亀岡商工会議所をはじめとする関係各所の皆様や今日の青年部を築き上げてこられた諸先輩方には今後とも変わらぬご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。また、会員の皆様には何卒ご理解とご協力をお願い申し上げますと共に、自らが会や地域の発展のために率先垂範で行動することを誓い令和7年度会長所信といたします。
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